伝統的なタロット・デッキの絵札をたどり、象徴、寓意、記号、図像を中心に、タロットの絵札について解説。各大アルカナの項末にあるシンボル早見表は、占術のみならず美術の図像解釈から日常生活一般に至るまで幅広く有効活用が可能。前作「タロット解釈実践事典」で公開しているタロットの絵札の様々な解釈が、どこからきているものなのかそのルーツに興味がある方には必見の書籍。主な内容●ウェイト版の大アルカナと小アルカナと生命の樹●大アルカナ解説まずはタロットの起源にさかのぼり、「タロット史に見られる図柄の変容」の項目で、1400年代の現存する最古のタロットヴィスコンティ版2種、そして、1700代にひとつの標準的なスタイルとして確立されたマルセイユ版等を「伝統的なタロット」として取り上げ、大アルカナ22枚の絵柄を順次紹介しています。もともとタロットの絵札には何が描かれていたのかということ、各デッキの微妙な差異の面白さをここでご理解下さい。●タロットマスターを目指して実際の占いの現場に則したアルカナの解釈と考え方、表現の仕方に言及しています。「恋の行方は?」と称し、最も多いとされる恋愛・結婚相談に応用できるよう解釈例を挙げています。同じ札が、片想い、交際中、結婚の三つのパターンでどう変化するかを興味深く考察していただけるでしょう。ここでパターンを覚える必要はありません。異なる三つの解釈に通じて一貫しているアルカナの中核を、読者の方なりに感じていただきたいのです。●タロットと美術の世界第1章では「タロットの発祥と時代背景について」として、先史時代からタロット発祥時期までの美術史をまとめています。第2章「絵画の象徴的な解釈について」は、大変簡略ですが実際に絵画を象徴的に解釈することを楽しみながら体験していただけるよう構成しました。(「本書の読み進め方」より)商品情報・国書刊行会・定価¥4,725・ハードカバー、570ページ ・箱のサイズ:縦横奥行 約22 x 15.2 x4.5cm
・国書刊行会・定価¥4,725・ハードカバー、570ページ ・箱のサイズ:縦横奥行 約22 x 15.2 x4.5cm
価格:4,700円
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